お茶の水女子大学附属図書館のLiSA(Library Student Assistant)の活動ブログです。LiSAは、LiSAメンバーと図書館スタッフの協働による図書館活性化のための活動です。
TRC 株式会社 図書館流通センター 見学会
2017年10月22日 (日) | 編集 |

こんにちは。LiSAの岡村です。

最近はすっかり冷え込み、秋の深まる季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

今回は、先週の高木さんに引き続き、
10月12日に参加させていただきました、TRC見学会について
データ部に関して、印象に残ったことをご紹介させていただきたいと思います。(^-^)/
TRCの前で

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茗荷谷駅を出てお茶大方面に向かって進むとすぐ右手に見える茶色の建物TRCのデータ部です。
外から見ると、いったい何が行われている建物なのだろう、静かな感じだなあ、という印象のビルですが、
中に入ると最初に見えるのが、とても現代的なショールーム

さまざまな最新技術を用いた、自動貸し出し機や返却機、資料の消毒機などのモデルが設置されているスペースがあり
本を返却機に通してしてみたり、貸出カードを読み込んでみたりと、実際に体験することができ、楽しかったです!

また、開放的な一階フロアの壁には、たくさんの本がテーマごと、
分類ごとに並べられ、図書館好きの私にはとてもワクワクする空間でした。
さらに、有名な絵本作家や小説家のサイン入りイラストまで展示されており、
さすが、図書館業界のトップ!といった感じです(゚∀゚)
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つぎにデータ部についてです!
TRCデータ部では、日本中の多くの図書館で使用されている、
TRC MARCというデータベースを作成、管理、そして提供しています。
これは、書誌情報を効率的に整理するためのもので、図書館運営には欠かせません。

私たちが見学させていただいたのは、
そのTRC MARCを作成する作業を行うフロアでした。

主に、あたらしく刊行される図書のMARCと、映像資料のMARC、雑誌のデータを作成しており、
実際に作業を行っているデスクも見せていただきました。
デスクの上には、データを入力するパソコン、NDCやNCRなどの目録規則、
広辞苑や漢字辞典などの辞書類がどっさり。(;゜0゜)
作業の大変さがうかがえます。

職員の方々の綿密な作業によって作成された書誌データは、本(の情報)がすぐに図書館で利用できるように
書店発売までの約一週間以内に校正を終わらせ、MARCとして提供されます。

さらに、それぞれの図書館のニーズに応え、著名人のコレクションや地域資料など、
すでに出版・発売されているものについてもMARCを作成することも多いそうです。

このように、TRCのデータ部では、毎日約300点も入荷される図書のデータを作成しながら、
図書館の地域性や歴史的背景に応じた取り組みもしています。
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今回、TRCデータ部を見学させていただいて、
MARCというものが図書館の基盤としてとても重要なのだと感じました。

図書館の利用者が読みたい本にたどり着ける検索の手助けになれるよう、
という職員の方々の思いが伝わってきた、大変貴重な体験となりました!
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まだまだ紹介したいことはたくさんありますが、
長くなりそうなのでこの辺りで失礼します。

さいごまで読んでいただき、ありがとうございました。(^∇^)ノ


TRC見学会
2017年10月16日 (月) | 編集 |
こんにちは。LiSAの髙木です。

10月に入り、とても秋らしい気候になってきました。
さて、「読書の秋」ということで10月12日に行われたTRC(図書館流通センター)の見学会に参加してきました。今回はそのご報告をしようと思います。

TRCは茗荷谷駅からすぐそばの所にあるブラウンの高いビル、あれが本社になります。お茶大から近いですね。
そもそもTRCとはどのような場所かと言うと、全国の図書館に新しい図書をお届けしたり、図書の目録を作ったりしている所です。図書館と出版社を繋いでいます。

今回は「新座ブックナリー」「データ部(茗荷谷)」の見学をしました。

「新座ブックナリー」はいわば図書館のための巨大倉庫(?)。最大200万冊もの本が在庫として用意され、図書館が注文した5日後には、装備をした状態で出荷しているそうです。
実際に見学して驚いたのは、まずはその規模!1日に3万冊から4万冊の図書を装備しているそうです。ラベルやバーコード貼り、フィルムコーティング(図書を包む透明なフィルム)はLiSAの通常業務でも少し行いますが、1日に3~4万冊も扱いません。(桁が3つくらい少ない?)
しかもラベルやバーコードの種類、それを貼る場所などそれぞれの図書館(主に公立図書館)のご要望に対応しているそうです。
新座ブックナリーで働く方々のおかげでこのようなサービスが可能なのだな、と思いました。

「データ部」では新しく出版された図書などのタイトル、分類、内容などをデータ化し、図書館に提供しています。こちらも新刊図書の場合、8つある工程をたったの3,4日、雑誌であればなんと1日で行うそうです。
正確さと速さが求められるため、見学したオフィスはとても落ち着いた雰囲気の場所でした。

「新座ブックナリー」と「データ部」を見学してみて、当り前のことですが、規模は大きいものの図書の装備であったり目録作成であったり、行っていることはお茶大図書館と同じだなと思いました。ただ、それらのお仕事をTRCが行うことで、公立図書館の職員の方は他のところにエネルギーを使うことができるのだと思います。

今回の見学会は公立図書館の方や他の大学図書館の方も多く参加されていて、専門的な深いお話まで聞くことができとても貴重な機会でした。
少々長くなりましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました。