お茶の水女子大学附属図書館のLiSA(Library Student Assistant)の活動ブログです。LiSAは、LiSAメンバーと図書館スタッフの協働による図書館活性化のための活動です。
御用納めの日のお茶大図書館(実況)
2008年12月26日 (金) | 編集 |
もできりこです。
2008年12月26日金曜日、怒涛の御用納めの日が、今、無事終わろうとしています。

LiSAをはじめお茶大生のみなさんは「図書館が休館してるのに、なぜ怒涛!?」と不思議に思われたでしょう。私も不思議です。なぜ、こんなことに・・・・???

まず、この日は、休館日であることを利用して、チーム研修会を実施することを決めていました。
テーマは、「資料の保存、補修の実践編」です。
11月に「同基礎編」を実施しましたが、
 →→LiSAブログ11月15日号参照
前回と同じく、東大の小島浩之先生に来ていただき、その続編として企画しました。

休館日にしたのは、一人でも多くの職員が参加できるようにとの点からですが、図書館職員以外にも大学資料担当のMMCからも、そして、LiSAちゃんメンバーや比較歴史専攻で図書館で夜間アルバイトをしてくれている大学院生の方の参加もあり、前回以上に活気あふれる研修会となりました。
今回も小島先生には丁寧に実践編として教えていただきましたので、具体的なスキル、ノウハウを各々が身につけることができたと思います。
自分でいうのもなんですが、「お昼にお蕎麦を奢るから」の一言で小島さんをお呼びした自分の手腕を誉めたいです。
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つぎに、「第4回国立大学図書館長懇談会」が本学を会場に(つまり、われらが羽入図書館長がホスト役を務められて)開催されました。

この会は、基本的に事務職員(つまり私たち、図書館のスタッフ)は関与しなくていいという位置づけだそうですが、そうはいっても、会場設営とか資料のコピーとかお茶の準備とか(お茶の準備ってことはゴミ箱の設営もいる)懇親会の予約とか、守衛さんへの挨拶とか(「朝からエライ人が全国から来ますので何卒よろしく。」)、懇親会費の徴収とか、会場の原状復帰とか、会場館を引き受けるということは何かとやることがあるのです。
 #まさかそんなことを全て館長お一人にさせるわけにはいきません。
 #羽入先生への日頃の感謝と尊敬の気持ちで私たちはこのお手伝いをやらせていただきました。

今回も謎の総務係さんの3人が三位一体の素晴しい働きを見せてくれました。総務係の大変なところは、こういうイベントがあっても、並行して日常の仕事を当たり前にこなさねばならないという点にあります。こういうことは、簡単にできそうでなかなかできないことです。

で、懇談会中私は、会場と図書館の間を(懇談会を行った建物は、図書館とは別の建物、50mほど隣です)12往復していました。(←ちゃんと数えたの!)
そして、ゲストスピーカーで来ていただいた慶應大学の先生のお見送りをし、昼休みと3時の休憩の時に某館長を訪ねてきた2組のお客様のご案内をし、3時のおやつを図書館から懇談会に運んだりしていました。
26日にひらひらと図書館と文教育学部の間を飛ぶように動いていた物体を目にしたあなた。それは、物体ではなく、もできりこです。
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この2大行事に加えて、お昼は恒例により、チームのみんなでお蕎麦をいただくという会がありました。午前中の研修が終わったら、速やかに昼食会に移れるよう、朝から幹事のみなさまは準備に余念がありません。

そして、長らく入院治療に出していた、お宝掛軸の納品も今日、26日でした。
「道路が込んでいるので少し遅れそうです」という業者さんからの電話も立って受けてました。(なにせ自席に座っている暇がなかったので)
 →→LiSAブログ「掛軸補修」を参照

また、2階の書架には耐震補強の工事をするための業者さんが入っていて、業者さんが来るってことは、誰かが対応しなければなりません。

さらに、大学院GPの担当教員と予算のことでお願いごとのやりとりをし、「依頼のことOKですよ」という嬉しいお返事をいただいたのも26日の午後のことでした。

さらに、学長が事務の各チームリーダーと個別に面談をしたいということが急遽あり、その日程が26日に組み込まれました。

さらに、閉館日にも律儀に本や傘(図書館では急な雨のときに傘を貸しています)を返しにいらした学生さんから返却物を預かったり、
池の清掃をしてくださってる業者さんにお礼を申し上げたり、(26日はことさら風の冷たい寒さ厳しい一日でした)
年内最後の納品に来てくださった書店さんと挨拶したり、

さらに、年内最後の勤務日でしたから、各係での「年末の〆」というお仕事があります。

ついでに、個々人でも、「年内にここまではなんとか片付けておきたい」ということがあります。どこで、あきらめるかどうかは個人のキャラクターの違いですけど(^^)

さらに、MMCさんはお部屋の模様替えまでされました。
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さらに、ヒョードーさんが、夕方から学内での飲み会に誘われているというではありませんか!
まさか、彼に手ぶらで行かせるわけにはいきません。
ですので、みんなで、「図書・情報チームからの差し入れ一式」を急遽、仕立てました。
 #決して、お昼のあまりものを押しつけたわけではない!
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このように、図書館、図書・情報チームというのは、利用者からは見えないところで、常にワラワラと忙しく怒涛の日々を送っています。
傍目には「何をバタバタしてんだか!」と思われても、一つ一つのワラワラ・バタバタがお茶大図書館、情報基盤、そして歴史資料館の活性化に結びついてきたことは、昨今の事実が証明しています!



チーム研修会「資料保存と補修の実践編」の模様

さぁ開始!
資料補修研修会1

麩糊作り。この後「電子レンジ」が活躍する
資料補修研修会2

ステイプラー外し
資料補修研修会3

ステイプラー外し(アップ)
資料補修研修会4

麩糊の出番
資料補修研修会5

和綴じに挑戦1
資料補修研修会6

和綴じに挑戦2
資料補修研修会7

和綴じに挑戦3/完成間近
資料補修研修会8

さて、問題。この8つの写真の中に、「謎の総務係のヒロセ、オサダ」の両係員、「代筆おくだ」さんが写ってます。さて、だぁーーれだ!?(^^)
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コメント
この記事へのコメント
お疲れさまでした
こじまです。
金曜日はお世話になりました。
資料保存の講習会ということで、2回もお茶大図書館にお邪魔しましたが、とても雰囲気の良い明るい図書館でびっくりしました。スタッフ方々のノリも良く、とても講習のしがいがありました^^

いろいろなところに講演とか講習で呼ばれ、たとえお蕎麦がなくても(笑)出来る限り依頼に応えるようにはしていますが・・・・
いつも悲しいのは、参加者から出る「東大はいいですね」「東大だだからできるんですよ」という恨み節のような一言。
おもしろいことに、管理職、一般職員を問わず出るんです・・・。

せっかくいろいろ話しても、一生懸命アドバイスしても一瞬にして何もかもを無意味にしてしまうこの言葉・・・。

同時に出るのが「地方大は無理です」「うちは小さな大学だから無理」などなど。

ところがお茶大はそんな雰囲気は微塵もなかったですね。
決して大規模校ではないけれど、この図書館のスタッフには力が漲っている気がしました。

今まで私にこういう後ろ向きな発言をぶつけてきた図書館職員にこの場を借りて言わせてもらいます。(場違いコメントお許しを!)

お茶大図書館はちゃーんとやってますよ。みんな生き生きとして図書館員が働いていて、図書館を少しでも良くしていこうと前向きですよ!
できないのは、あなたが動かないから。あなたが仕事を見つけようとしていないから!
自身の怠慢や不勉強を組織や環境のせいにして自己正当化するのはそろそろおやめなさい!

でもきっと、そういう人たちは見てないんだろうなぁ、このブログ・・・

楽しい半日をありがとうございました。また機会があればお会いしましょう☆
2008/12/27(土) 19:02:55 | URL | kojima hiroyuki #wriFTfcY[ 編集]
No title
明けましておめでとうございます。夜間アルバイトのよこやまです。

昨年末は講習会へ参加させていただき、ありがとうございました。

普段は本を利用させていただくばかりですが、保存の場に立ち会うことが出来て、図書館のもうひとつのお仕事(本を守ること)の存在を再確認しました。

実習はとても分かりやすく、勉強になりました。保存について知識として知っているのと、実際に手を動かした経験があるのとでは随分と違うと思います。
実践は大切だと実感しました。

レンジでチンするだけで糊を作れるとは驚きでしたが、身近な道具を少し工夫するだけで、史料の応急処置が可能なのですね。

最後に挑戦した和綴は、まだまだ修行が要りそうです。
とりあえず、溜まったレジュメを綴じて練習しようと思います。

普段はカウンター業務しか見る機会がないのですが、お茶大図書館は学生たちには見えないところで忙しく、めまぐるしく動いているのですね。図書館の裏側を垣間見ることができてとても楽しかったです。(館内でお蕎麦をすすったのも貴重な経験!)

最後に茂手木さんはじめ小島先生、そして突然の参加にもかかわらず温かく仲間に入れてくださった図書チームの方々に改めて御礼申上げます。

また機会があれば、是非参加させていただきたいです。

2009/01/05(月) 14:24:58 | URL | Yokoyama #-[ 編集]
No title
随分遅くなりましたが、新年あけましておめでとうございます。LiSAのネモトです。先日は昼食会にまでちゃっかり参加させて頂き有難うございました。

私は残念な事に前回出席出来なかったので、実は26日をとても楽しみにしていました。(そのわりには資料保存についてきちんと勉強せずに臨んでしまいましたが。)横山さんも書いていらっしゃいましたが、資料保存も図書館の役割であること、そしてそれを支える技術の重要性を思い知りました。

破損箇所の補修では繊維同士を再び絡めあわせるのだと教えて頂きました。単に接着すれば良いわけではなく、紙という素材の性質を十分に理解した上で根本的な所から復原していく点に奥深さと何とも言えない感動を覚えました。

また、和綴は不慣れで時間がかかりましたが、中々便利だと思い早速自宅で授業のプリントを綴じてみました(四つ穴)。多少開きにくくはなりますがきれいに纏まるのでいいですね!

今回の実習は普段の作業とはまたひと味違い大変刺激的でした。また、こういう体験をさせて頂けるお茶大図書館のよさを改めて実感した一日でもありました。

最後になりますが、小島先生、茂出木チームリーダーはじめ図書チームの皆様有難うございました。本年もこのような研修があれば是非参加させて下さい。宜しくお願いします!
2009/01/06(火) 16:07:14 | URL | 根本  #-[ 編集]
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