お茶の水女子大学附属図書館のLiSA(Library Student Assistant)の活動ブログです。LiSAは、LiSAメンバーと図書館スタッフの協働による図書館活性化のための活動です。
DVD借りられます!
2009年02月27日 (金) | 編集 |

視聴覚コーナーとリベラルアーツコーナーに、
貸出可のラベルがついたDVDやビデオがあるのをご存知ですか?
そうなんです。借りられるんです!一部は…。
「どうして一部なの?」
そんな声が聞こえてきます。

一般的に、ビデオは「映画の著作物」の複製物に当たると考えられていて、
それらを貸し出す場合は事前に著作権者の許諾が必要になります。
許諾を得られたビデオ・DVDだけが貸出可能なので一部なんです。

「お茶大図書館の人が著作権者と直接話し合ってるの?」
いえいえ、そうではありません。
著作権処理済みビデオ・DVDを購入することによって、許諾を得た状態にしています。

「著作権処理済ビデオって?」
販売価格に著作権者へ支払う補償金が含まれているビデオです。
権利者側と(社)日本図書館協会などが協議して補償金額を決定しているので、
個々に話し合いや支払いをする必要がありません。
貸出可のラベルがついたビデオ・DVDを見てみると、
「著作権処理済」「使用範囲確認済」などと書かれたシールが貼られています。
図書館価格が記載されているものもありますね。

上記のことは、大学図書館が著作権法第38条第5項に規定されている施設(公共図書館など)と
同様に扱われる場合に限られ、「公共用」と区別される場合には著作権者の許諾が必要になります。

「著作権法第38条第5項って?」
内容を簡単に説明しますと、
 イ.映画フィルムその他の視聴覚資料を公衆の利用に供することを目的とする視聴覚施設
   その他の施設で政令で定めるもの
 ロ.営利を目的としない
 ハ.貸与を受ける者から料金を受けない
 ニ.著作権者に相当な額の補償金を支払わなければならい
これらのことが満たされていれば、著作権者の許諾を得なくても
「映画の著作物」の複製物(ビデオなど)の貸し出しができるというものです。

公共図書館はイ.に該当しますので、
著作権処理済ビデオを購入すれば全ての要件が満たされるのですが、
大学図書館は該当外のため「公共用」と区別される場合には、
著作権者の許諾が必要になるというわけです。

「何だかちょっと気になってきた♪」という方は、ぜひ視聴覚コーナー、リベラルアーツコーナーへ!
 ・貸出期間は1週間
 ・貸出限度数は3点  です。

以上、情報サービス係ウエオカでした。

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