お茶の水女子大学附属図書館のLiSA(Library Student Assistant)の活動ブログです。LiSAは、LiSAメンバーと図書館スタッフの協働による図書館活性化のための活動です。
歴史資料館へのお客さま
2009年02月24日 (火) | 編集 |
MMCのおくだです。

今日の午前中、サウジアラビアのダル・アル・へクマ・カレッジの女子学生さん40名と
学長他ご引率の方々8名が、本学をご訪問されました。

そのなかで、徽音堂と歴史資料館をご覧いただく機会がありました。

いきなりのご見学ではなく、まずはじめに10分間ほど、
パワーポイントを使って、徽音堂の説明や歴史資料館の資料について解説しました。
グローバル教育センターの海野講師が通訳してくださいます。
パワーポイントのスライドにも、簡単な英語キャプションをつけました。

ついで徽音堂と歴史資料館の見学ツアーには、
ボランティアでサポーターのお茶大生が付き添いました。
サポーター学生さんには、事前に歴史資料館を見学して、
資料に関するおおまかな知識を身につけておいていただきました。

徽音堂では、77年間引き継がれてきた伝統、正面に掲げられた扁額の重厚さ、
そし改修してきれいになった新しさと、約1500名を収容する広さを
感じていただけたのではないかと思います。

そして歴史資料館では、実物資料ならではの美しさと迫力をお目にかけられました。
サウジアラビアには校歌というものがないそうで、
本学校歌「みがかずば」の昭和15年録音版のCDも聴いていただきました。
興味深く見学していただけたのではないでしょうか。

サポーター学生さんとも、同世代の女子学生同士、会話がはずんでいました。
このような機会に歴史資料館がお役に立てるのは、とても嬉しいことですし、
大学資料に携わる私たちも、やりがいを感じます。

しかし残念ながら、歴史資料館には現在のところ英語のキャプションやパンフレットを
用意しておりません。
外国からのお客さまをお迎えするときは、たどたどしい英語であやふやな解説をしたり、
ご一緒される通訳の方に全くお任せしたりしてきました。
これはきちんと対応できるようになっておかなければ、と思いつつ、
いつもその場しのぎでやり過ごしていました。

今回、海野講師にパワーポイントのスライドの英語キャプションをつけていただき、
大学資料についての解説を通訳していただくことによって、
ああ、この資料はこういう表現で説明すればいいんだ、
英語ではそのような言い回しをすればわかりやすいんだ、
と、大変勉強になりました。

資料についての専門的知識や理解は蓄積されつつあり、
私もすでに幾度も歴史資料館の展示解説を(日本語で)させていただいてきましたが、
それを英語で外国の方が理解できるように説明するというのは、また全く別のことであり、
翻訳・通訳のトレーニングを積んだ専門家のご教示が必要です。
しかも、単に丸暗記して、英語で一方的に説明するだけではこと足りず、
質疑応答に耐えうる英会話能力と資料に対する深い知識が必要なのだと思います。
ハードルは高いですが、目標としていきたいものです。

今回の海外からのお客さまのご訪問をきっかけとして、
海野講師のご協力により、歴史資料館の展示資料の解説の英語版の作成と
見学者に配布しているパンフレットの英訳を、進めていくことになりました。
今後の歴史資料館のあり方にとっても、大変ありがたいことです。

こうして、見学してくださる方々のおかげで、歴史資料館も進歩・発展していけるのです。

また、今回サポーターとして参加されたお茶大生さんは、
それぞれ英語に堪能な方々でしたが、皆さん、
歴史資料館は初めてです、とのことでした。
こんなところがあるなんて全然知らなかった、とも言っていました。

これまで歴史資料館を公開する機会は何度もありましたが、
大部分のお茶大生にとっては、まだほとんど認識されていない施設です。
さまざまな機会をとらえて、皆さんに知っていただく、そして愛していただくことは
私たちの希望でもありますし、
たとえば今回のように国際交流の観点からは、
外国語でのコミュニケーション能力のある人は、大学の歴史や伝統、大学資料の知識を、
大学の歴史を伝えていこうとする人は、それを外国語で表現できるスキルを、
身につけていくことが必要なのではないでしょうか。

教職員と学生さん、そしてさまざまな見学者の方々によって育てられる歴史資料館でありたいと
思っています。

思いが募って長文になりましたことを、申し訳なく思います。
今後ともご協力よろしくお願い申し上げます。

パワーポイントで大学資料のご紹介(本館2階第一会議室)
DSCF0711.jpg

サウジアラビアからの女子学生のご見学(本館1階歴史資料館)
DSCF0719.jpg
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コメント
この記事へのコメント
ご報告ありがとう(^^)
おくださん

ご報告ありがとうございました。このようにブログでタイムリーにアップしていただけると、活動報告になると同時に、私の出張中に何があったかがすぐに把握できて大変助かります(^^)
 #私ヒョードーさんなんて、熱い気持ちはよくわかりますが、「お土産だけ」が楽しみのようですしぃ~

そして、こんなところでなんですが、「海野先生っ!英語でのキャプション&解説作成をやっていただけるそうで、とてもうれしいです!ありがとうございます。ついては、京都のお土産の生八○を食べにいらっしゃいませんか?」
2009/02/24(火) 21:10:34 | URL | もできりこ #-[ 編集]
生八ッに・・・
つられたわけではないのですが、英語版の件はがんばります!いつも資料館見学は私自身とても楽しみにしていることでしたので、今回も楽しんでさせていただきたいと思っています。

本当にダル・アル・ヘクマ・カレッジの皆さん訪問の際には、お世話になりました。皆さん大満足でお帰りになりました。

「食い気」話に戻りますが、実は私も今週末京都出張でして(笑)今日もちょっと出向けそうにありません。。またの機会にお茶菓子持参で参上させてください!
2009/02/26(木) 10:58:39 | URL | うみのるみ #-[ 編集]
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