お茶の水女子大学附属図書館のLiSA(Library Student Assistant)の活動ブログです。LiSAは、LiSAメンバーと図書館スタッフの協働による図書館活性化のための活動です。
図書館に来て、何してるの?
2009年04月21日 (火) | 編集 |
こんにちわ。もできりこです。

しつこいようですが、「大学図書館の行列問題」についてです。(って、別に問題になってるわけではありませんが) →参考「大学図書館に行列は必要か?」(かたつむりは電子図書館の夢をみるか 2009/4/3)
つまり、大学図書館にも個性があって、あるいは、個々の図書館が目指す姿があって、それを「目標」とか「理念」とかと表現する場合もありますが、その文脈で「行列」というものは語られるべきだと思うのです。

デパートとかスーパーだって、「行列が欲しいっ!」と思って、特売をウリにして頑張っているところもあれば、「行列なんかまっぴらごめん!」といわんばかりの商売をウリにしているところもあります。当然、客の方も、前者と後者のお店は使い分けますし、行く時の服装も変えるでしょう。(後者の店行くのに、普段着はあり得ない。)

では、お茶大は??
 

お茶の水女子大学附属図書館の理念
  お茶の水女子大学附属図書館は、
  時間と空間を超える知的交流の場であり
  次世代の知を創造し発信する学術情報基盤として機能する。


「交流の場」を目指す以上、図書館に人が集まるというのは、お茶大図書館にとって必要なことなのです。なので、「入館者数新記録!」は、素直に喜びたいと思うのです。

その上で、ちょっと冷静になって、考えてみました。

お茶大図書館では、2箇所で入館者数をカウントしています。
1箇所は、1階の正面玄関のところで、図書館内に足を踏み入れたかどうかをカウントしています。
ここでは「入館ゲート」はありません。ふらっと立ち寄っても、1名様カウントです。

もう、1箇所は、2階の本があるスペースに入るところでのカウントです。ここでは「入館者ゲート」を通りますので、明確に「入るぞ!」と思って入った人がカウントされます。

さて、1階のゲートを(無意識のうちに)通って、図書館に入館して、それだけで何ができるかというと
 ラウンジで当日の新聞が読めます。
 ラウンジで雑誌が読めます。
 ラウンジの大机で勉強できます。
 ラウンジやカフェで友達を待ち合せできます。
 ラウンジやカフェでコーヒー飲んでくつろげます。
 カフェで友人と一緒に勉強したり、履修する授業の相談したりできます。
 カフェでキャリアカフェ文庫を読めます。
 カフェでキャリアアドバイザーさんに相談できます。
 ラーニング・コモンズでネットできます。
 ラーニング・コモンズで履修登録できます。
 ラーニング・コモンズでレポート作成し、プリントできます。
 (2階の)クワイエット・スタディスペースで、静かに集中して勉強できます。
 (2階の)カウンターでちょっとした相談ができます。
 (2階の)カウンターで急な雨の時、傘が借りられます。
 (2階の)カウンターでILL文献を受取れます。
 (2階の)カウンターで本の返却できます。
 (2階の)カウンターで手続きして、書庫に入って、雑誌のバックナンバーが見られます。

そして、2階のゲートをくぐると、
  本読めます。
  本借りられます。

ということを、考えてみると、↓のふたつのグラフ(4月の授業開始後の1週間の入館者数の統計)は、なるほどね。という気がします。
そして、ここで強調したいのは、
わざわざ○○しなくてもできることを増やすことは、サービスの基本姿勢だと考えていることと、
2階のゲートをわざわざ通過しなくても、↑これだけいろいろなことができても、なお、学部生の4.5人に1人に匹敵する人数が、本を求めて2階のゲートを毎日通過するという事実です。

グラフ1
グラフ2
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