お茶の水女子大学附属図書館のLiSA(Library Student Assistant)の活動ブログです。LiSAは、LiSAメンバーと図書館スタッフの協働による図書館活性化のための活動です。
お茶の水女子大学歴史探訪
2011年12月08日 (木) | 編集 |
MuSAのさかいです。
こんにちは。
今回はお茶大の歴史的秘宝とそれにまつわる話をご紹介します。
空襲から20年越しの靴と絵の縁の話です。


本学図書館には野菜がつまった四角い枠とそこからこぼれおちる3つのカリフラワーを描いた絵があります。
四角い枠は建物に、野菜は建物の中でひしめきあう大勢の人間のようにも見えてきます。また3つのカリフラワーの存在が枠が水平な地の上にあるのか、それとも宙に浮いているのかを曖昧にしています。

 この見る者の視覚を惑わす不思議な絵が存在する由縁は昭和47年に大学の守衛室を訪れた一人の中年の紳士の一万円にあります。
紳士曰く、昭和20年の大空襲の際、女高師の下駄箱から無断で運動靴を借りた。壱万円はそのお詫びの気持ちである。とのこと。
この一万円を基に当時の本学附属高校の教官が描いたこの絵がお茶の水女子大学附属図書館に寄贈されました。

20年経った後にもお礼の気持ちを忘れずにいてくださった紳士の心もさることながら、本学の教官にこのような芸術家がいらしたとは・・・

以上、いつの日にか多くの人々に注目されるのを待ちつつ保存庫に眠りつづけている秘宝のお話でした。
秘宝なので写真はお見せできません。あしからず
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