お茶の水女子大学附属図書館のLiSA(Library Student Assistant)の活動ブログです。LiSAは、LiSAメンバーと図書館スタッフの協働による図書館活性化のための活動です。
修復スタジオ伝世舎さん見学
2013年03月05日 (火) | 編集 |
 こんにちは、MuSAのかみじょうです。
 現在、歴史資料館で飾られていた花蝶図は、伝世舎さんという修復スタジオの方に修復をお願いしています。
今回は伝世舎さんのご好意で修復スタジオを見学させていただけることになり、MuSA数名で行ってきました。

スタジオ伝世舎さん見学

 伝世舎さんは主に東洋絵画,書跡,典籍等の保存・修復や、保存のための調査並びにコンサルタントをなさっている修復スタジオです。看板が掲げられていたのは普通のアパートの一室だったのですが、ドアを開けてみるとたくさんの専門的な道具や材料にあふれていました。
写真は作業工程などの説明を受けているところです。

 約2時間の見学で最も心に残ったことは、「見えない所ほど丁寧に修復する」というお話でした。見た目だけをきれいにすれば良いのではなく、何十年先,何百年先も楽しめるように、絵画の裏側や額縁などの細部にまでとことんこだわっておられました。それは次の修復も見据えた作業でした。
 また、「美術品の劣化を止めることはできないが、修復作業によって緩やかに、状態良く劣化させることができる」というお話も印象的でした。

 これまで修復スタジオは“古い美術品を美しく甦らせる場所”というイメージでしたが、今回の訪問で“美術品に寄り添う優しいお医者さん”だと感じました。
今回の見学は、MuSAだからこそできた、本当に貴重な体験でした。
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