お茶の水女子大学附属図書館のLiSA(Library Student Assistant)の活動ブログです。LiSAは、LiSAメンバーと図書館スタッフの協働による図書館活性化のための活動です。
伝わるプレゼンテーション・私論
2013年08月26日 (月) | 編集 |
とえださん、おのでらさん、日曜日はスライド準備、お疲れ様でした!

>>LiSAの皆さま、読んでくださっている皆さま

先日、シンポジウム準備のミーティングで、「発表できるのは内容の10%くらいだけど、残りの90%があることが大切」ということを言いました。
これは、昔先輩からいただいた言葉です。

当時私も、このことを先輩から聞いた時、「そうは言っても難しいなぁ・・・」と悩みました。
ここでは、その後経験を重ねる中で、なんとなく自分で考えたことを書いてみたいと思います。

この言葉には大きく2つの意味があって、

(1)プレゼンで伝えたいことの「印象づけ」については、与えられた時間(例えば10分の発表時間ならその10分)が勝負!

(2)でも、「共感や理解をうながす」ことができるチャンスは、実はその前後にもある

ということなんです。もっと噛み砕いて言うと、

(1)与えられた時間の枠は何が何でも守る!伝えたいことを盛り込みすぎて、持ち時間を越えるのはルール違反だし、ちょっとカッコわるい。(イベントの主催者を経験すると、「発表者の時間超過」は、「講演者が来ない」ということに次いでヤキモキするものです。)

(2)多くの場合、個別発表ごと、或いは、いくつかの発表をまとめて、あるいは懇親会など、発表の後には他の参加者とのコミュニケーションの機会が設けられている。この時間も戦略的に使おう!というわけです。
「ここはツッコミどころ」という、いわば「質問したくなる要素」をいくつか想定し、それにどう応えるかも考えておきます。

そのためには、具体的なエピソードだったり、逆に具体的な事柄から導かれる普遍化できそうな考え方を、自分の中で内省し、共同発表する人や一緒に作業している人たちと「話しておく」と安心です。
これが、「残りの90%」のうちの何割かに相当するんですね。

もっともっと平たく言うと、このことを教えてくださった先輩からは、「そもそも、『ここで発表したことが全てです!』というのも、ちょっと奥行きがなさすぎじゃない??」と言われて、なるほどなぁと思った記憶もあります。^^

「発表ではサラっと流すけど、質疑応答や懇親会で補足して理解してもらえばいいな」ということと、
「このことは、ぜひとも発表本番で言っておきたいな」ということとを考えて、シンポジウム全体を通じて、伝えられたら良いのではないかな?!と思います。今回は「ポスター発表」もありますしね。

そして・・・、きっと、シンポジウムに参加している中で、他の大学の、「異なる経験・異なる感覚」を持った人たちとコミュニケーションすることで、何か変化が起こるかもしれないと思うんです。
つまり。「残りの90%」のうちの何割かは、実は「その場で得られること」かもしれないんですよ。

他の人の発表を聞いていて「これは!?」と思ったことは記憶にとどめておいて、ちょっと引用して、共感や対比を示せれば、その後のディスカッションも盛り上がりそうですね。

人とのコミュニケーションを通じて、自信が持てたり・気付きがあったりする反面、混乱したり・自信喪失したりしそうになることもあるかもしれません。
等身大で、「異なる経験・異なる感覚」を持った人たちに、伝えたいことを伝えるっていうのは、やりがいはあるけれど、難しいことです。

でも、これまでのプロセスで、既にかなり実力が付いていると思います。
バッファがあればあるほど、本番に余裕が出るから。自分たちを信じて。これからのプロセスで、さらに磨きをかけて行きましょうね。

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コメント
この記事へのコメント
記憶をたどりますと、「持っているものを全部さらすのは子供のやること。大人の女の魅力は隠れた部分にこそある。」とかエラソーなことを言ったかもしれません。(^^;

学会発表などは別だとは思いますが、ともかく余白のないプレゼンは聞いていても息苦しいですよね。
2013/08/26(月) 19:57:53 | URL | もできりこ #-[ 編集]
>もできりこさま
大人の女の魅力・・・記憶が蘇ってきました。
2013/08/27(火) 08:58:38 | URL | 森いづみ #-[ 編集]
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