お茶の水女子大学附属図書館のLiSA(Library Student Assistant)の活動ブログです。LiSAは、LiSAメンバーと図書館スタッフの協働による図書館活性化のための活動です。
お茶猫を愛する皆さまへ(新入生を迎える準備)
2016年03月30日 (水) | 編集 |
お茶猫を愛する皆さまへ

おはようございます。図書・情報課のもりです。
今年も、桜の季節が巡ってきました。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

いつも、お茶猫たち、特ににゃんこ先生(別名:びんぼー)を始めとする、図書館周りの猫たちを可愛がっていただき、ありがとうございます。
おかげさまで、この冬も、全員揃って乗り越えることができました。

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ところで、来週の4/4(月)は、入学式があります。新入生を迎える準備の一環で、図書館周りの整理も行ないたいと思っています。
いつも、こざっぱりとキレイにしていただいているのですが、今回は、明日3/31(木)に、小屋やエサ場のあたりで、傷んだものなどを撤去する予定です。

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これからも、キャンパスや図書館を訪れる、多くの皆さまに愛されるお茶猫たちでいてもらうために、皆さまのご理解とご協力を賜りたく、今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
附属高校の特別授業 "図書館を活用した探究の仕方"
2016年03月28日 (月) | 編集 |
みなさま、こんにちは。図書・情報課のもりです。

少し前のことになりますが、お茶大附属高校の1年生の皆さんを対象に、「「持続可能な社会の探究Ⅰ」を(より)楽しむための大学図書館活用術」と題してお話をさせていただきました。
レクチャーの様子

このことを附属高校のホームページに掲載していただいたので、遅ればせながらLiSAブログのほうでもご紹介します(長文です)。

お茶大附属高校は、文部科学省のSGH(Super Global Highschool)の指定を受けていて、テーマは「女性の力をもっと世界に ~目指せ未来のグローバル・リーダー~」です。これは、大学のほうの目標とも一致しています。

その取り組みの一環で、2年生になると「持続可能な社会の探究Ⅰ」という授業の中で、さまざまなテーマから課題を見つけ出し、その解決を図るための調査・研究を行ない、最終的には論文の形に仕上げることが求められます。
今回は、その授業が始まる前、1年生のうちに、図書館の活用術を身に付けてもらうことを目的に実施することになりました。依頼をいただいたときは、とても嬉しく、そして責任重大だと背筋が伸びる思いでした。

全1年生120名を2回に分けて60名ずつで実施したのですが、まず教室の熱気と集中力がすごかったです。
最初に、「大学図書館使っていますか?」「本を借りたことがありますか?」「OPAC使ったことありますか?」と問いかけてみたら、けっこうな割合で手が挙がります。
意識の高い彼女たちに対して、単に図書館の使い方やOPACの操作方法の説明をするだけではもったいない。私も心地よい緊張感を味わいながら、少しでも皆さんの探究が「より深く、より楽しくなるようなお話をしたい!」と思ってがんばりました。

アンケートでは、
今までOPAC検索はしていたが電子ブックや昔の新聞記事を見られることは知らなかった。使ってみようと思う。
イメージマップをつくることは情報を十分集めるために大切だと思った。
正確な情報から考え分析するのが大切。今までネットで調べて参考にしていたが、正確で情報元がはっきりしている『本』を用いることが有効だと思った。
といった声が寄せられました。
これからの探究活動で、実際に使っていただいたとき期待に応えられるよう、更なる環境整備も進めて行きたいものです。

実は、直前に事例報告をした日本図書館協会のセミナーで、課題の掘り下げ、自分なりの問いを作る手段として、「イメージマップ」を使ってみたら?という示唆をいただいたので、さっそく取り入れてみたのです。それが印象に残った生徒さんが複数いたようで、嬉しく思いました。

事前に担当の先生といろいろな意見交換をしたり、授業のテキストを見せていただき、「高校での学びは変わりつつあるのだな」、と実感しました。
こうしたアクティブラーニングに本気で取組むのは、生徒さんも、先生方もとても大変だと思います。でも、「知識蓄積型」から「知識生産型」への教育の転換が起こることは、きっと社会を良くしていく原動力になると思うし、大学入試のあり方が変われば、もっともっと高校教育は変わっていくだろうという手ごたえを感じて、ワクワクした気持ちになりました。

おりしも、中央教育審議会の答申「新しい時代にふさわしい高大接続の実現に向けた高等学校教育、大学教育、大学入学者選抜の一体的改革について」(平成26年12月)を受け、2020年から従来の入試センター試験に代わる新しい入試に切替えるべく、検討が進んでいます(次の答申は、平成28年3月に出るそうです)。
追記:
高大接続システム改革会議「最終報告」の公表について(平成28年3月31日)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shougai/033/toushin/1369233.htm

このような大きな変革の時代を先取りして、お茶大が取組む新フンボルト入試への注目度は、とても高くなっています。
そんな中で、「図書館入試」に向けて、図書館として万全の準備を進めていかねばと、決意を新たにしたのでした。

図書館入試が、「大学図書館における先進的な取り組みの実践例(Web版)」に取り上げられました
2016年02月18日 (木) | 編集 |
みなさま、こんにちは。森です。

今日は、お茶大の図書館入試が、「大学図書館における先進的な取り組みの実践例(Web版)」に取り上げられたので、ご紹介します。

タイトルは、「 大学での学び方を学ぶ「図書館入試」の試み」(PDF
図書館を舞台とした入試の試みですが、それが実は、「大学での学び方を学ぶ機会」になっている、ということを報告しています。

図書館入試については、これまでも「カレントアウェアネス」や「読売教育ネットワーク」などでも取り上げていただいていましたが、今回は新たに、参加者の方のアンケート結果から、「どれくらい満足してもらえたのか」について詳しく紹介しています。

http://blog-imgs-90.fc2.com/o/c/h/ochadailisa/20160218173748d44.png" alt="先進_図書館入試-1" border="0" width="300" height="407" />">先進_図書館入試-1http://blog-imgs-90.fc2.com/o/c/h/ochadailisa/20160218173750537.png" alt="先進_図書館入試-2" border="0" width="300" height="407" />">先進_図書館入試-2

アンケートは、参加者88 名のうち、81 名が回答してくれました。
「情報探索レクチャー」の理解度:「とても分かりやすかった」が44%、「分かりやすかった」が29%、「少し難しかった」が11%、「難しかった」が4%
有益度:「とても有益だった」が72%、「有益だった」が22%、「知っていることが多かった」が2%、「ほとんど知っていることだった」が0%
「レポート作成の際のTA・図書館スタッフの支援や助言」:「有益で助かった」が83%、「少し役に立った」が12%、「あまり有益でなかった」と「有益でなかった」は0%でした。

レクチャーは、難しい!と感じながらも、有益だったと考えてくれた参加者が多かったこと、サポートは役に立っていたことが推測され、嬉しい限りです。
「高校生のうちから大学での学びの方法を先取りして体験していただく」という狙いが、実現できていたようです。

また、興味深かったのは「レポートのための材料として参照したもの」です。
「図書館の蔵書+Web サイト」が最も多く、ついで「図書館の蔵書(紙媒体)のみ」でした。
Web上の情報だけでレポートを書こうとした高校生は少数派で、関連図書を探し、参照した参加者が多かったのですね。
学びの場で、実際に使われるコンテンツの傾向が垣間見えます。図書館が備えておくべきコンテンツのあり方についても考えさせられました。

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ところで!実は、お茶大図書館が、「大学図書館における先進的な取り組みの実践例(Web版)」に取り上げられたのは、コレが初めてではないのです。

前回は、「大学の教育・研究成果をWebで出版 お茶の水女子大学E-bookサービスで叶える新しい出版の形」が取り上げられました。

また、一番最初に冊子で事例集が発行された時には、われらがLiSAの活動を含めて「図書館における学生・学内協働の取り組み」が取り上げられていたのです。

新しいことにチャレンジするスピリットが受け継がれているのが、お茶大図書館の元気の秘訣・・・なのかもしれませんね。





2/7(日)全学のネットワークが停止します
2016年02月05日 (金) | 編集 |
こんにちは。図書館スタッフよりお知らせします。

2/7(日)、お茶大はネットワーク機器交換のため、終日全学的にネットワークが停止します。
図書館のホームページやOPACなども使えなくなりますのでご注意ください。
(なのでこちらのブログでもお知らせしました)

詳しくは情報基盤センターのホームページをご覧ください。

ちなみに当日は図書館は閉館です。
「附属幼稚園創立140周年記念特別展」開催中です!(~1/31まで)
2016年01月27日 (水) | 編集 |
2016年にお茶の水女子大学附属幼稚園が創立140周年を迎えることを記念し、
本館1階歴史資料館にて「附属幼稚園創立140周年記念特別展」を開催しています。

【開館日時】
  2016年1月19日(火)~2016年1月31日(日) 12:30~16:30

【会場】
  お茶の水女子大学歴史資料館(本館121・136室)

見どころはたくさんありますが、特にこの機会にご覧頂きたいのは以下の3点です。

1) フレーベル肖像画
  普段は附属幼稚園の園長室に飾られているものです。

2) 倉橋惣三書「はいれない子にも薫れや梅の園」
  通常、附属幼稚園で大切に保管されているものです。書かれた背景についてはTeaPotにて読むことが出来ます。
  (『幼兒の教育』 第32巻 第3號 42頁)
 
3) 恩物
  数年ぶりの展示となりました。
  デジタルアーカイブズでは何時でも見ることが出来ますが、この機会に本物を是非ご覧になってください。
  http://archives.cf.ocha.ac.jp/pic029_kyoiku_you.html


【展示のご案内】「附属幼稚園創立140周年記念特別展」
http://archives.cf.ocha.ac.jp/tenji_you140/

学内/学外を問わず、事前申し込みは必要ありませんので、この機会にぜひ足をお運びください。
皆さまのお越しをお待ちしています。

SD研修会「大学IRについて」を開催しました(1/21)
2016年01月22日 (金) | 編集 |
情報基盤担当のかがわです。

1月21日、SD研修会「大学IRについて」を図書館キャリアカフェで開催しました。
図書・情報課兼務の事務システム担当者を主対象としつつも、SD研修会として学内職員呼びかけたところ、各課・室から広く参加がありました。

プログラム
1) 「大学IRについて」
 講師:富士通株式会社様

2) 「本学の教学比較IRについて」
 講師:教育開発センター 半田智久教授

まずは、富士通株式会社様より、大学IRの概要や他大学での事例について、お話しいただきました。
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大学IR (Institutional Research)は、学内の多様な情報を収集・分析することで、教育・研究活動に活かしたり、より戦略的な大学経営の判断材料とする取り組みです。

様々なデータを組み合わせることで、分析できる事柄は多岐に渡ります。それだけに
・現状の課題
・課題解決に必要な情報
をどれだけ具体的に想定できるか、という点がポイントになりそうでした。

また、分析に用いるため、学内の各システムが保有する情報を効率的に収集して統合する必要があります。
質疑応答を通して、現在お茶大のシステム基盤として何が整備できていて、何ができていないのか、という点が整理できました。

次に、本学の教学比較IRを構築されている半田先生より、教育の内部質保証「教学IR」の観点からお話しいただきました。
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半田先生からは実際に取り組まれているお立場ならではの
・独自の自己点検・評価ではなく、外部の参照基準と比較することで、より客観性の高い分析が可能となる
・データの量や割合の単純比較ではなく、背景にある傾向(学部の偏り等)を的確に捕捉し、分析に加味する必要がある
といった具体的なお話しを伺うことができました。

半田先生は、教学評価体制(IRネットワーク)による学士課程教育の質保証に携わられており、8大学が連携して共通の手法で調査・分析する取り組みを実践されています。

先進的な取り組みを詳しく伺うことができ、参加者もとても興味深く聞き入っていました。
事務システム担当にとっても、学内のシステム基盤の改善に目を向ける、良いきっかけになったと思います。